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はじめに
離乳食は赤ちゃんの成長にとって大切な時期です。しかし、赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時は、ママやパパにとってストレスの種になりがちです。このブログではそんなときのメンタルの保ち方や、うまく離乳食を進められるようサポートするヒントをご紹介します。
食べてくれない原因と対処法
離乳食を食べてくれない原因は、赤ちゃんの成長段階によって異なります。それぞれの段階に合わせて適切に対処することが大切です。
初期の離乳食
初期の離乳食では、食べ物に慣れていないため食べてくれないことが多々あります。この時期は無理せず、なめらかにすり潰したり上澄みを与えるなど、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくりと進めていきましょう。温度や柔らかさにも気をつけて調整しましょう。
赤ちゃんが食べてくれないときは、一旦離乳食を中断し、母乳やミルクを与えてから再度挑戦するのがよいでしょう。強制するよりも、自然なタイミングを見計らって進めることが大切です。
中期の離乳食
離乳食の中期になると、口の機能が発達してきます。しかし、固形物を上手く食べられない場合もあるでしょう。その際は次のように対処してみましょう。
- 食材を細かく刻んで柔らかくする
- とろみをつける
- 赤ちゃんの好みに合わせて味付けを変える
この時期は赤ちゃんに合わせて調理方法を工夫し、食べやすさを追求することが肝心です。無理に食べさせるのではなく、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。
後期の離乳食
離乳食の後期になると、赤ちゃんの好み嫌いが出てくる時期でもあります。この段階では次のような工夫が効果的かもしれません。
- 好きな食材を混ぜ込む
- 色鮮やかな盛り付けで見た目を楽しく
- 一緒に食べるなどして、食事を楽しいものにする
後期の離乳食は、試行錯誤が必要かもしれません。しかし、赤ちゃんの様子を見ながら、食べられるよう工夫を重ねていけば、必ず前進できるはずです。
ストレスを和らげるヒント
離乳食が進まず、ママやパパがストレスを感じることもあるでしょう。そんなときは、自分のメンタルケアも怠りなく行うことが大切です。
先輩ママパパから学ぶ
離乳食に悩んだ先輩ママパパの体験談から、ストレス解消のヒントを得られるかもしれません。例えば以下のような工夫を試してみるのはどうでしょうか。
- 好きなキャラクターの食器を使う
- かわいいスタイをつける
- 一緒に食事をして楽しむ雰囲気を作る
赤ちゃんが喜ぶアイデアを参考にすることで、離乳食の時間がストレスの種から楽しい時間に変わっていくかもしれません。
上手く進まない時は休憩を
いくら工夫しても上手く離乳食が進まない時は、無理に続けるよりも一時的に離乳食を中断し、休憩を取る方が賢明です。赤ちゃんのメンタルを保護しつつ、ママパパ自身のメンタルケアにも気を配りましょう。
焦って離乳食に固執するよりも、リフレッシュして気持ちを切り替えた方がよりよい効果が期待できるかもしれません。離乳食は赤ちゃんの成長に合わせてゆっくりと進めていけば問題ありません。
専門家に相談する
離乳食で心配なことがあれば、ためらわずに専門家に相談しましょう。管理栄養士などの助言を受けることで、適切な対処法がわかるかもしれません。
一人で抱え込まずに、専門家の支えを借りることで、離乳食へのストレスが和らぐこともあるでしょう。自分一人で全てを背負い込む必要はありません。
離乳食を楽しむコツ
離乳食を進めていく上で、赤ちゃんと一緒に楽しむことが何より大切です。そのためのコツをいくつかご紹介します。
笑顔と声掛けで楽しい雰囲気に
離乳食の時間は、赤ちゃんにとっても新鮮な体験です。ママパパが笑顔で接し、優しく声をかけることで、赤ちゃんも安心して食事を楽しめるようになります。
食べられた時には積極的に褒め、一緒に喜びを分かち合いましょう。そうすることで、赤ちゃんは徐々に「食べること=楽しい」と感じられるようになるはずです。
食事の環境作りにも気を配る
離乳食を進める上で、食事環境の整備も重要なポイントです。以下のようなことに気をつけましょう。
- 食事中の雑音に気をつける
- リラックスできる空間を作る
- 食器やテーブルの高さを調整する
赤ちゃんが集中できる環境を整えることで、より離乳食に専念できるようになります。ママパパも一緒にリラックスした雰囲気を味わえば、離乳食の時間がストレスから解放された素敵な時間になるはずです。
工夫を重ねて楽しむ
離乳食を進めるには、様々な工夫とアイデアが必要になります。赤ちゃんの好みを探りながら、メニューの変化をつけたり、新しい食材を取り入れたりして、飽きさせない工夫が大切です。
また、一緒に歌を歌ったり手遊びをしたりして、遊び心を忘れずに離乳食に取り組むことも重要でしょう。楽しみながら試行錯誤を重ね、赤ちゃんと一緒に離乳食を楽しんでいきましょう。
筆者の体験談
現在、4歳の長女と5ヶ月の次女を育てている筆者ですが、次女がいよいよ離乳食の時期になって来ました。
ちなみにかなり二人で、始まりから違いがありました。
長女の場合
長女は未熟児で産まれたのもあり、発達がゆっくりだったせいか5ヶ月の時点では、まだあんまり食べ物に興味を示していませんでした。
ですが当時、離乳食もスケジュール通りに始めた方が良いのでは?と思った筆者は、5ヶ月ちょうどから始めます。
けれども食べ物に全く興味がない当時の長女、当たり前ですが全くと言っていいほど食べませんでした。
しばらくは手作りで頑張っていた離乳食ですが、8ヶ月を迎える頃には筆者の限界が来てしまい、手作りを辞めてベビーフードに頼るようになりました。
次女の場合
次女は逆に成長が全て成長曲線ど真ん中で来ているためなのか、5ヶ月を迎える頃には食べ物に興味津々でした。
大人が食べていると必ずと言っていいほどじっと見つめて来て、口を動かしながら涎を垂らします。
なのでこれまた5ヶ月ちょうどから始めてみました。
ただし長女の時にしんどい思いをしたので、最初はベビーフードで始めました。
そうしたら次女は、最初から完食。
最初は小さじ1から始めるように離乳食ガイドでは書いてありますが、もっとくれと言わんばかりの食いつきでした。
長女の経過
ほとんど離乳食は食べてくれずに時間だけが経過して行った長女ですが、食べるようになった転機があります。
それが12ヶ月の離乳食へ切り替わった時でした。
この頃には作っても食べてくれないことに、完全に心が折れていた筆者はベビーフードで乗り切っていたのですが、12ヶ月のベビーフードに切り替えた途端に、長女が食いつくように食べ始めました。
おそらく12ヶ月頃のベビーフードから急に味付けがついて、大人のご飯のような食欲をそそる匂いになるんですよね。
長女も美味しくなったので、食べ始めたのではないかと思っています。
現在思うこと
現在、4歳になった長女ですが多少の好き嫌いはあれど、基本的には何でも食べるように成長しました。
離乳食の前半はほとんど食べなかった長女ですが、歯などもきちんと生えましたし、今となっては結局美味しくなければ子どもだって食べないし、自然と美味しそうと思えば食べる時期が来るのではないかなと思います。
現に子どもの個体差というのを目の当たりにして思うのは、最初から前のめりな子もいれば食に興味のない子もいるのだろうと痛感しています。
まとめ
赤ちゃんの離乳食は、ママパパにとってストレスの種にもなりがちな大切な時期です。しかし、焦らずに赤ちゃんのペースに合わせて進めていけば、必ず前に進めるはずです。
離乳食の時間を赤ちゃんと一緒に楽しめるよう工夫を凝らし、自分自身のメンタルケアも怠りなく行いましょう。そうすれば、離乳食はママパパにとっても素晴らしい思い出の1ページになるはずです。
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